五個荘地区住民福祉会議では、令和3(2021)年度に地区社会福祉協議会、まちづくり協議会、民生委員児童委員協議会などの五個荘地区の福祉関係団体、教育機関、商工会、子育て支援活動やまちづくり活動に参加するみなさまとともに「第3次五個荘地区住民福祉活動推進計画」を策定しました。
この計画では、第1次、第2次計画のスローガン「だれもが人財 みんなで支え合うまち 五個荘」を継承し、「人財を育もう」、「場を創ろう」、「しくみを創ろう」の3つの目標を掲げ、それぞれ5つの指針を設けました。
この計画を推進する五個荘地区住民福祉会議では、計画推進年度3年目となる令和6(2024)年度も、昨年度に引き続きそれぞれの目標ごとに推進チームを設けて、活動を進めて参りました。
令和5(2023)年5月8日に新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したこともあり、令和6(2024)年度は、五個荘地区の各自治会で、従来の福祉活動を復活させたり、活動を見直して実施したりするなど、各地でそれぞれの実情に合わせ、創意工夫しながら、地域で人と人が繋がり、みんなで共に紡ぐ取り組みが展開されるようになりました。
今年度、「しくみを創ろう」推進チームでは、「自治会福祉委員会の活動を推進しよう」という指針のもと、昨年度に引き続き五個荘地区内の6自治会にご協力をいただき、自治会福祉活動にかかる意見交換を行い、その内容を踏まえて「自治会福祉活動事例集(Part.4)」を作成しました。
令和2(2020)年度に実施した全自治会訪問を踏まえ『人は財(たから) まちの財(たから)―東近江市五個荘地区26自治会の活動レポート』を発刊し、令和3(2021)年度から令和6(2024)年度まで、4年をかけて再度全自治会を訪問させていただき、毎年『自治会福祉活動事例集』として発刊することができました。
ご多用のところ、訪問に応じて下さった、新堂町、平阪町、清水鼻町、石川町、小幡町、河曲町の自治会長をはじめ、民生委員・児童委員、福祉委員、各関係の、皆々様にお礼申しあげます。
ここに改めまして訪問活動に応じて下さった全ての自治会の関係の方々に、心よりお礼申しあます。「『地域共生社会』とは、社会構造や人々の暮らしの変化を踏まえ、制度・分野ごとの『縦割り』や『支え手』『受け手』という関係を超えて、地域の多様な住民が共に主体的に参画し、人と人、人と資源が世代や分野を超えつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域をともに創っていく社会を目指すもの」を目指すに、身近な自治会における福祉活動の大切さを各関係機関、団体が共有していくために、この事例集を活用していただければ幸いに存じます。
令和7(2025)年3月
五個荘地区住民福祉会議 代表 深尾 浄信
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