五個荘山本町の地域密着型特別養護老人ホームきいと(以下、「きいと」)では、地域交流スペースの喫茶スペースで「きいとカフェ」を開催していた。
六心会の管理栄養士によるスムージー、しそ・梅ジュース、豆乳ココア・ラテ等が好評で、地域のカフェボランティアの方々とともに、「きいとサロン」(エロンゲーション体操)や「ワンデイワークショップ」の参加を終えた地域の方々や隣接する介護老人保健施設ここちの郷のデイケアのご利用者、入所者の方々等にドリンクを提供していた。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大により中止。
令和2年7月16日に1度再開したが、その後、再び中止となっていた。
令和4年7月からは「セルフカフェ」として再開。
きいとサロンで身体を動かした地域の方々が、100円でセルフサービスで、コーヒー、紅茶、梅ジュースのお好きなドリンクを楽しむ形をとった。
令和5年5月8日に新型コロナウイルスが5類に移行することを受けて、「カフェ」をリニューアルオープンすることになった。
どんな形で「リニューアル」するか。
スタッフの間でアイデア交換を行ったところ、「お茶席」をコンセプトに試行的に再開することとなった。
「お茶席」とは、人数を限定して、「ドリンクとお菓子」をセットで提供しようというもの。
そして、令和5年5月11日(木)の11:30に「きいとカフェ」がリニューアルオープンした。
ドリンクはコーヒー(ホット、アイス)、紅茶(ホット、アイス)、梅ジュースを用意。
セットのお菓子は厳選した和菓子。
料金は1人300円。
サロンに10回参加した方にはドリンクを無料で提供している。
普段は、1人用の和菓子を買って食べる機会も余りない。
そこで、東近江市内外の和菓子屋さんを「探訪」して和菓子を購入。
こだわりは、毎回違う和菓子屋さんで違う和菓子(その店の銘菓)を買って提供すること。
ある参加者の方からは、「家にいると誰とも話さずに過ごすことが多いけど、ここにくると体操で身体を動かし、お茶と美味しいお菓子でみんなで楽しく話ができる。とても嬉しい」との声をいただいた。
1月に2回、1時間ほどの「サロン」と30分ほどの「カフェ」
このひと時の大事さを想う。
さて、次はどこの和菓子屋さんのお菓子にしようか。
#「きいとサロン」「きいとカフェ」のお問合せ
地域密着型特別養護老人ホームきいと
(東近江市五個荘山本町447-34)
☏0748-48-7501
(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 地域支え合い推進員 奥村 昭)
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