結神社で過ごす春の放課後~第30回「コミュニティ食堂てんびんの里みなみ」開催

令和4(2022)年4月20日(水)に今年度初めての「コミュニティ食堂てんびんの里みなみ」(子ども食堂)が開催された。

昨年度は緊急事態宣言が出たり、天気が悪い日もあったりして合計6回の開催となった。

そして、今年度初めての開催で通算30回目となる今回の子ども食堂。

汗ばむくらいの天気に恵まれた。

結神社で準備をしていると、午後4時頃に自転車に乗っていつも参加している子どもがやってきた。

「久しぶり!元気にしていた」と声をかけると、「元気!今日は10人くらいの友達に声をかけてきた!」と元気な返事。

そのとおり、開始前の午後4時30分を待たずに、次々と子ども達がやってきた。

受付の様子。主任児童委員と民生委員・児童委員の方々が受付をする。

今日は結神社と川並公園で自由に遊ぶというもの。

特養清水苑から運び出した卓球台で卓球をしたり、輪投げやバドミントンで遊んだり、結神社の境内を走り回ったり、川並公園の遊具で遊んだり。

卓球の様子

輪投げの様子

子ども達が思い思いに遊ぶ。

そして午後5時を回り、養護老人ホームきぬがさからカレーが運び込まれる。

この日は、川並町の健康推進員さんをはじめ3人の方と社会福祉法人グローの法人本部からもお手伝いにきてくださり、カレーとサラダを調理してくださった。

美味しいカレー

サラダ

デザートはフードバンク滋賀様から寄贈していただいたレモンゼリー。

手洗いと消毒をして、子ども達がカレーをよそってもらい席に着く。

カレーをよそっていただく

川並町の民生委員・児童委員の奥井さんが「食べ残しがでないように、自分の食べられる分を言ってよそってもらってください」と子ども達に声をかける。

6年生の子どもの「手を合わせていただきます」に合わせて、カレーを食べる。

いつもながら美味しいカレーを作ってくださる。

結神社の拝殿でカレーを食べる

そして、「ごちそうさま」。なかなか「ごちそうさま」の声が揃わない。

奥井さんが「カレーを作ってくださった方に感謝の気持ちを込めて、ありがとうございました」と声をかけて、みんなで「ありがとうございました」。

この日は、今年度最初の子ども食堂なので「ごちそうさま」の後のお楽しみ企画とししてビンゴゲームを行った。

ビンゴになった子どもから順に好きな景品を選んでいく。

ビンゴゲームの様子。出た数字を確認にくる。

お目当ての景品が先になくなってしまい、残念そうな姿も。

今回は32人の子どもと保護者5人が参加してくださった。

そして、運営スタッフ19人。

結神社に56人の老若男女が集った、春の「コミュニティ」食堂であった。

(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 地域支え合い推進員 奥村 昭)