2023年11月19日(日)に今年最後となるコミュニティ食堂てんびんの里みなみ(以下、子ども食堂)を開催した。
昨年の11月23日(水・祝)に子ども食堂の行事として、安土町石寺にある教林坊へのハイキングを計画した。教林坊様にも快諾いただいていた。
しかし、この日に限って雨になり、やむなく中止に。
「今年こそは」と再び教林坊へのハイキングを実施することになった。
晴天となった。
どれくらい人数の子どもが来てくれるか、期待と不安が入り混じりるなか受付を開始した。
集合時間となると一人、また一人と来てくれたが、出発予定時刻で4人。
4人の子どもたちとスタッフで教林坊に向けて歩き出す。
結神社を出発して、養護老人ホームきぬがさの玄関前を通り、中山道を歩いて清水鼻町を抜ける。
途中の公園で休憩。
公園では、受付で渡したおやつ袋を開けて、子ども達がお菓子を楽しむ。
休憩後、再び歩き出し、いよいよ山門へ。
山門をくぐり、庭園や書院を眺めながら教林坊の紅葉を楽しむ。
約2千坪の教林坊の境内に、約300本の紅葉が美しい色彩を放つ。
紅葉を取り囲む竹林とのコントラストも美しく、毎年11月15日から12月5日にかけて行われる夜間紅葉ライトアップには、多くの観光客が訪れる。
この日も多くの観光客の姿があり、紅葉をめあてに海外からの観光客の姿も見られた。
そして、結神社に戻る。
川並児童公園でビニールシートを広げ、ボランティアスタッフの方々が調理して下さったランチボックスを頂く。
今回のハイキングは、1年越しとなった教林坊様のご厚意で実現した。
子どもの参加者は少なかったもののスタッフとともに25人で、晩秋のひと時をほっこりと過した、今年最後の子ども食堂であった。
(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 奥村 昭(地域支え合い推進員))
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