令和5(2023)年4月26日(水)16時過ぎに、五個荘コミュニティセンター(コミセン)中ホールで、五個荘で2つめとなる「ただいまおかえり食堂」がオープンした。
食堂を運営するのは「ボランティア奏心(かなみ)」
「孤食」の家庭も増えるなか、五個荘の子どもたちが月1回でも友達や世代を超えた地域住民の皆さんと「共食」できる場所を提供したい、「共食」を通したふれあいを大切にしたい。
そして、五個荘というコミュニティで家のように「ただいま」「おかえり」と日頃から声をかけあえる関係づくりができればという想いから、ボランティア数人で始めた。
オープンの日。
数人の子どもたちがコミセンの中ホールで宿題をしたり、遊具で遊んだりしている。
「子どもたちは来てくれるかな…」スタッフはやや不安げな表情。
しかし、そんな心配も杞憂に終わった。
17時頃には小学校の友達同士で、中学生が、家族そろって次々と来場。
地元小幡町にページング放送を流してくださったからだろうか、小幡町の方々も来場。
そして、「いただきます」
ボランティアの方々が心を込めて作ったカレーとスパゲティサラダをみんなでいただく。
小さな子どもさんからご高齢の方まで。
初日の参加者は、乳児1人、幼児8人、小学生11人、中学生10人、大人25人、スタッフ9人の64人。
コミセン中ホールが64人の大きな家のような雰囲気となった。
「ただいまおかえり食堂」は月1回開催される。
五個荘の南地区(川並町)での「コミュニティ食堂てんびんの里みなみ」と北地区(小幡町)での「ただいまおかえり食堂」
運営のスタイルは違えど、五個荘で「子どもを真ん中においた」地域づくりをすすめたい、世代を超えた新たな「繋がり」を生む場を創りたい。
想いは同じ。
五個荘の新たな繋がる「場」が生まれた。
(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 地域支え合い推進員 奥村 昭)
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