晴天となった令和3年3月28日(火)に、今年度最後で通算第35回目となる「コミュニティ食堂てんびんの里みなみ」(子ども食堂)を開催した。
昨年11月23日に計画していた教林坊へのミニハイキングは、雨天で中止となった。
12月から2月は冬季休止期間となるので、4か月ぶりの開催である。
3月下旬に再開するのは、中学校や小学校に入学する子どもたち、進級する子どもたちをお祝いしたいという地域の皆さんの思いから。
今回は、結神社に午前10時に集合して、きぬがさ公園までミニハイキングを企画。
食事メニューは、お祝いの稲荷寿司、唐揚げ、プチトマトとレタスの添え物、カップゼリーを詰めたのお弁当。
朝9時から、川並町の健康推進員さんをはじめ地域のボランティアの方々6名が、250個の稲荷寿司を作ってくださった。
10時20分ごろにスタート。
温かな日差しのなか、ゆっくりとみんなで歩く。
行者さんともすれ違った。
きぬがさ公園に入ると、もうすぐ満開となりそうな桜の木々が出迎えてくれた。
桜並木を通り抜け、目的地のきぬがさ公園のグラウンドに到着。
輪投げ、フラフープ、ボール投げ、バドミントンと思い思いに遊ぶ。
しばらくして、五個荘地区社協の深尾会長が子どもたちに集合をかける。
「『これからネコとネズミ』をはじめます。ネコとネズミの2つのチームに分かれてください」
深尾会長の呼びかけでネコチームとネズミチームの2つのチームができた。
「『ね、ね、ね、ねずみ!』と声をかけたら、ねずみチームがねこチームを追いかけてください。『ね、ね、ね、ねこ!』と声をかけたら、ねこチームがねずみチームを追いかけてください。逃げる方は捕まらないように、後ろに引いたラインまで逃げてください。」
深尾会長のルールの説明の後、「ね、ね、ね、ねこ!」ではじまる。
子どもも大人も捕まえよう、捕まらないようにしようと懸命に走る。
こうしてひとしきり遊んだ後、お昼ごはん。
養護老人ホームきぬがから、お弁当が届く。
ビニールシートに席をとって、深尾会長の発声で「いただきます」
稲荷寿司、唐揚げ、レタス、プチトマト。
お替りもたくさんある。
そしてデザートは、お祝いゼリー。
ゼリーと一緒に養護老人ホームきぬがさの非常食のビスコも配る。
これは非常食のローリングストックの一環でもある。
少し汗ばむほどの陽気で、冷えたゼリーが美味しい。
デザートのお替りもOK。
お腹いっぱいになり、「ごちそうさま」をしてから結神社に戻る。
結神社では、養護老人ホームきぬがさの入居者の方が、この日のために作ってくださった、折り紙を織り込んだ毬やストラップを卒業祝いにプレゼント。
卒業した6年生からは、「中学校に行っても頑張ります」、「みんなも頑張ってください」とメッセージをみんなにもらった。
この日の参加者は、子ども17人、保護者5人、スタッフ21人。
43人が川並町で春のひとときを和やかに、楽しく過ごした子ども食堂であった。
(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 地域支え合い推進員 奥村 昭)
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