人権を【楽しく】学んで、結神社でカレーライス~第32回コミュニティ食堂てんびんの里みなみ開催

天気予報通り、夜から降り続いた雨が止んだ。

6月15日(水)の午後4時を回るころから、子ども達が自転車で結神社にやってくる。

神社に自転車を止めて、隣の川並公園の遊具で遊んだり、持ってきたボールで遊んだり、思い思いに遊ぶ。

結神社では、養護老人ホームきぬがさが用意してくださったバドミントンや輪投げで、思い思いに遊ぶ。

小学校の時に子ども食堂によく参加していた、中学校1年生の女子も2人顔を出してくれた。

そして受付を終え、午後4時30分を回るころに、結神社の拝殿に集合。

今日の「学び」は人権を楽しく学ぼうという企画。

養護老人ホームきぬがさの志井さんが講師。

滋賀県(人権施策推進課)からお借りした「間違い探し」と「人権紙芝居」で、友達や家族での会話や、日頃の出来事からお互いを認め合う、人の気持ちを尊重するといった、人権を考える視点をわかりやすく伝える。

そして、ジンケンダーの登場。

ジンケンダーは滋賀県の人権啓発のキャラクター。困っている人がいると突然現れて、解決のために奮闘する。

結神社の拝殿の前に現れたジンケンダーに、子ども達も最初は少し離れて見ていたが、そのうち次々に握手をしたり、触ったり、写真を撮ったりしてジンケンダーに人だかりができる。

そして、ジンケンダーを見送った後は、カレーライス。

今日は、地域密着型特別養護老人ホームきいとのキッチンで、ボランティアの方々、主任児童委員さん、社会福祉法人グロー、六心会スタッフでカレーを調理した。

一人ひとりカレーをよそってもらい、玉葱のサラダとデザートのプリンを受け取って、拝殿に。

今日の「いただきます」は小学校2年生の男子。

みんなで「いただきます」をしてカレーをいただく。

結神社で食べるカレーの味は格別だ。

そして、みんなで食べるから更に美味しい。

「お替り」をする子どももたくさんいて、炊いた4升の御飯が全部なくなる。

カレーは少し余っていたので、ライスなしでカレーだけをお替りする子どももいた。

参加した子どもが初めて40人を超え、41人となった。保護者も6人参加してくれた。

また、五個荘地区全町(自治会)の半数の13町(自治会)から子どもたちが参加した。

運営を担ったスタッフは21人。

68人の老若男女が結神社に集い、夕方のひと時を共に過ごした。

(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 奥村 昭)