少し汗ばむ陽気となった令和4年5月18日(水)、今年度2回目(通算31回)となるコミュニティ食堂てんびんの里みなみ(子ども食堂)を開催した。
午後4時を過ぎて子どもたちが集まり始める。
早めにやってきた子どもは、結神社にセットした卓球台や輪投げ、フラフープ等で遊んだり、隣の川並公園で遊んだりして思い思いの時間を過ごす。
午後4時30分を回るころには続々と子どもたちがやってきた。
いつものように民生委員・児童委員さん、主任児童委員さんが受付をする。
受付名簿に記入して、検温、そしてシールに学年と自分の名前を書いて胸に貼る。
五個荘小学校の先生も見学に訪れてくれた。
子ども達は「せんせい~」と嬉しそうに声をかける。
この日は、川並町の民生委員・児童委員の奥井さんがご自宅の裏に作ってくださった畑に、子ども達がさつま芋苗を植える計画。
結神社の拝殿の前に学年ごとに整列して、参拝してから畑に出発。
畑に到着後、子ども達は畑作業の「ベテランスタッフ」に教えてもらいながら、畑の畝に貼っているビニールシートに棒で穴を開けて、さつま芋苗を次々と植えていく。
準備したさつま芋苗は60本。30人を超える子ども達の手で、さつま芋畑が完成した。
水遣りをして、豊作を祈りつつ、結神社に戻る。
本日の食事メニューは、チャーハン。
カレーが定番であるが、この日はご寄付いただいた材料をうまく活用して、養護老人ホームきぬがさ(きぬがさ)のスタッフの方々と川並町のボランティアスタッフの方々がチャーハンと切干大根のサラダ、スープを準備してくださった。
子ども達の目の前で炒め上げをと、きぬがさから運んでくださった大鍋を使ってチャーハンを炒め上げる。
6年生の「いただきます」の発声で、みんなで美味しくいただく。
結神社の拝殿は、子ども達、そして保護者、スタッフの笑顔であふれている。
しばらくすると、今年中学校に入学した中学生も立ち寄ってくれた。
明日から滋賀県中学校春季総合体育大会があるとのこと。
小学校を卒業してまだ2か月ほどなのに、気のせいだろうか、随分大きくなったように感じる。
「おいで、おいで」とスタッフが声をかけ、「たくさん食べや~」と大盛のチャーハンを渡す。
少し照れくさそうに、チャーハンを頬張っていた。
この日参加した子どもは38人。
幼児園から小学校1年生~6年生までの子ども達が、21人の様々な年代のスタッフとひとときを過ごした。
みんなで植えたさつま芋。
10月の子ども食堂で、美味しい焼き芋をみんなで楽しめますように。
【参加者数:令和4年5月18日(水)】
・子ども:38人
・保護者:5人
・スタッフ:21人(五個荘地区社協4人、民生委員・児童委員2人、主任児童委員2人、川並町ボランティア2人、きぬがさボランティア1人、市社協ボランティア1人、市社協1人、きぬがさ・グロー6人、六心会2人)
(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 奥村 昭(地域支え合い推進員)
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