五個荘地区社会福祉協議会が「独居高齢者等見守り訪問アンケート」を実施

五個荘地区社会福祉協議会では、自治会における独居高齢者等の「気になる人」に対して見守り訪問活動を推進・支援している。

訪問活動は毎月実施され、訪問に合わせてその月に応じた心遣いの品物もお届けしている。

ふれあいサロンや趣味のサークル等の「集う」場の多くが、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐための「三密回避」で休止された。

このような中、五個荘地区社会福祉協議会では、特別定額給付金の申請漏れや詐欺被害を予防するとともに、コロナ禍での自粛生活が続く中、見守り訪問をしている一人暮らし高齢者や「気になる人」の暮らしにどんな影響が生まれているのか、そして暮らしの困りごとが生まれたときに相談先はあるのかといった現状を把握するために、聞き取りアンケートを実施した。

自治会長や民生委員、福祉委員等の方々が令和2年7月の訪問活動の際に聞き取りアンケート用紙に記入。

この度、その集計が出来上がったので、概要を報告する。

 

1.対象者

●五個荘地区社協で実施している、見守り訪問事業の対象である75歳以上の一人暮らし高齢者

●事業実施自治会数…18自治会(18自治会/27自治会:実施率67%)

●対象者数…133人

●回答者数…117人

●回収率…88%

2.質問項目

(1)定額給付金の申請について

●特別定額給付金は96%の方が申請したと回答

●1人が「申請しない」と回答

●中には自動振り込みと思っていて、このアンケートによって申請することを知ったという方もいた。

(2)「命のバトン」の記入について

●「命のバトン」に記入する情報を「更新できている」と回答した方は75%

(3)暮らしや福祉に関する情報源について

●普段、暮らしや福祉に関する情報を何で知るか複数回答で聞いたところ、「新聞、テレビ、ラジオから」が81人で最も多く、回答者の69%であった。

●次いで、「市の広報誌から」が70人(60%)、「市社協の広報誌から」が55人(47%)であった。

●また、「民生委員・児童委員から」が51人(44%)で4番目に多く、「自治会、自治会長、近隣の人から」が45人(38%)で5番目に多かった。

●最も少なかったのは「スマートフォンやパソコンのインターネットから」で5人(4%)であった。

(4)普段、話をしたり相談したりする人の有無について

●普段、気軽に話をしたり相談したりする人がいるかどうかを聞いたところ、「いる」と回答した方は107人で全体の91%であった。

●反対に「いない」と回答した方は6人で全体の5%であった。

●無回答が4人あった。

(5)買い物や散歩等の外出頻度について

●最近、買い物や散歩などの外出をしているかどうかを聞いたところ、「週に1回以上」外出していると回答した方は96人で全体の82%であった。

●「月1回未満」と回答した方は4人で全体の3%であった。

●無回答が4人あった。

(6)新型コロナウイルスの影響

●新型コロナウイルスによる生活への影響を聞いたところ、「あまりない」が46人(39%)で最も多く、次いで「ない」が35人(30%)であった。

●「あまりない」と「ない」を合わせると約7割の方は影響を(それほど)受けることなく生活していることになる。

●一方、「大いにある」と答えたのは7人(6%)であり、具体的には病院の面会ができないことや手洗い、嗽といった生活習慣への大いなる影響を受けたという内容であった。

●「まあある」と回答したのは24人(21%)であり、その内容を大別すると、外出や他人との会話の機会の減少といった社会参加、マスクの着用や検温、

消毒といった生活習慣に関するものであった。

●「大いにある」と「まあある」を合わせると約3割の方は何らかの影響を受けていることになる。

(7)現在の困りごとについて

●現在の困りごとを自由回答で聞いたところ、11名人から回答があった。

●その内容は、①介護や介護サービスに関すること、②ゴミ捨て、③健康状態、④今後の不安といった事項に大別される。

(8)困ったときの連絡先

●困ったときの連絡先の有無について聞いたところ、連絡先が「ある」と答えた人が103人(88%)であった。

●一方「ない」と答えた方は9人(8%)であった。

アンケート調査の詳細はコチラ  gokashyoshakyo-tyousa

(報告:社会福祉法人六心会 地域支援担当 地域支え合い推進員 奥村 昭)